教会HP制作・オンライン献金導入・礼拝動画にお困りの場合は(8/4)

目標を達成するための科学的方法論、「未来を思い描かず、ステップを思い浮かべる」

こんにちは。LampMate上坂かすがです。

みなさんは、「目標達成のために必要なもの」をご存知ですか?私は『気合い』『素質』等だと長らく思っており、生まれて30年くらい目標を達成したことがありませんでした。

そもそも目標の立て方が下手くそであることも気づかず、妙に完璧主義なのでちょっとケチがつくと目標どころかその行為ごと投げ出したりしては『自分ってダメな人間だなぁ』と思ったり。

そんな紆余曲折を経て、2018年度、人生で初めて『目標達成』することができました。

それが今からお話しする「ちょっとした考え方」で生まれたなしえたことだと思うので、みなさんともちょっとだけシェアしたいなと思います。

未来を想像するとヤル気が下がる

メンタリストDaigo氏がニコニコ有料チャンネルで話していたのを聞いて知った社会心理学の実験です。 (どこの大学のどういうデータだったかは忘れたので割愛、Daigo氏の有料チャンネルに行ったら分かるはず)

人間の多くは「目標が達成されたときのこと」を想像すると満足してしまってやる気が下がるのだそうです。

受験で言うと「合格発表が行われてそこで合格していた場面を想像する」みたいなことをやっちゃうと、脳がそれだけで満足しちゃって逆にヤル気が下がると。

実はこれ、私自身が2014年終わり~2017年はじめにわたって特にやっていたことだったので、知ったときはショックでした。

(当時私はコーチングを自分も練習したりされたり受けたり人にやったりしていました。その過程でかなりたくさん想像したり想像してもらったりしました。コーチングにもたくさんやり方があり、私が中心に学んでいたものはどちらかというと目標達成うんぬんというよりかは個人の幸福感にフォーカスするような性質が強いものだったので、ちょっと納得しました)

2014年あたりは個人的につらくて自分の力では立ち直れないできごとがたくさんあり、その時を支えてもらった事実は消えないのでそのコーチたちや自分が学んできたもののことを一概に悪く言うつもりはありません。

ただ、「新しいことにチャレンジする」「具体的な目標を達成する」ということには向いてない性質のコーチングだったかもしれません。

ただ、次のステップに進もう思ったときになんとなくそのサポートが合ってないような気がして、一回離れてみてこうやって2018年度の目標達成ができました。もしかしたら

「気持ちが満足してしまって行動に至らなくなっていた」
「具体的にやりたい気持ち(現状に満足しないハングリーな面)と幸福感(現状への満足)が摩擦して不完全燃焼が起きた」

のかもしれません。

ではどうすればいいのかという話に移ります。目標を達成したいときに行うべきは「完成した未来を創造する」のではなくて、

「目標達成のために行う小さなステップをイメージする」

と良いそうです。

具体例(私の場合)

具体的に私の例を挙げると、私は2018年度「マンガから聖書を解説するWEBコラム」というコンセプトで【いつかみ聖書解説】というWEBサイトを作っていました。

とりあえず自分がどこまでできるのかわからなかったので、取り上げたい作品やその本数をとりあえず目標に書き出してみました。主に2つの目標

大目的(KGI)
中目的(KPI)

を決めてPDCAを回していました。大目的(KGI)は、ちょっと抽象的でしたが小さなチームなのでかまわんだろうと思い 「メインコンテンツを自分が決めたところまでやりきって自信にする」というものにしました。その過程で「メインコンテンツの数」は変更可能とし、 目的(KPI)もつどつどで変更していきました。

しかし、やがて谷がやってきました。一向にヤル気も出てこないし、「こんなことやって意味あるのかな」という自問自答ばかり。

またメンタルマネジメントをアウトソーシングするしかないのだろうか…と考えあぐねていたときに、この「未来を想像する逆効果」ということを知ったのです。

これを知ってからは、気を付けてあまり先のことは想像することをやめました。

その代わり「今日はフォトショであれをしてこれをして、辞書を調べてここまでやって」という『その日その日のステップ』を想像するにとどめて行動するようにしてみました。

…するとどうでしょうか。

見事に谷にはまり込んでいた精神が回復し、充実感ともにヤル気が帰ってきたではありませんか。そして、「いつかみ聖書解説」を自分との約束を果たす形で完成させることができました。

アメとムチの使い分け

その他、モチベーションを保つために一緒に活用してみたのが「アメとムチの使い分け」です。カンタンに言うと「減らしたい行動にはムチ、増やしたい行動にはアメ」でコントロールできる、というもののこと。

具体的に私の場合は「 今日はフォトショであれをしてこれをして、辞書を調べてここまでやったらお酒を飲んで良いこととする」「お菓子を食べてよいこととする」といった形で コンテンツを編集する時間を増やしていきました。

それもあいまってどこかに遊びに行っていたやる気が帰ってきたとも思っています。

具体的にはこちらでも触れています。↓

個人が伝道WEBサイトを作りこむモチベーションを保つ方法。

余談:マタイによる福音書に書いてた

さて、ここまで書いて思ったのですが、この話しを聴いてある聖書の一節を思い出しました。

だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。

マタイによる福音書6章34節

世界で一番読まれている本は、こんなとことにも役に立つのかもしれません。