こんにちは、キリスト教インターネット伝道を応援するチーム「LampMate(ランプメイト)」の上坂かすがです。
私は実家がお寺(仏教/真言宗)で、2017年くらいまでそこに住んでいました。引っ越しの数年前に「Facebookページ」開設を手伝ったのですが、たいして更新もしないのに「今まで檀家さんしか来なかった行事に新しい方が参加するようになった」のをなんとなく確認いたしました。
なので、その様子をわかる範囲でお伝えしてみたいと思います。
更新頻度と内容と参加者の特性
FBページを開設したのは私です。更新は母に任せました。
「AmebaBlog(アメーバブログ/アメブロ)」を開設するのもいいかな~と思っていたのですが、更新役になるであろう母自身がFacebookをよく使っていたのでお寺用のアカウントもFBなら更新できるのではと思ったのです。
甲斐あって、普段は檀家さんしか参加しないような行事にもなんだかんだで毎年新しい参加者が出てきているようです。
更新は決して頻繁ではありません。3か月に一回すればいいほう。多分年によっては年1回とかの年もあったんではないでしょうか。
参加される方はグループで参加されることが多いようです。カルチャークラブ系の集まりなどが見つけてくださるのでしょうかね。
年に数回更新でいいのはお寺だから…だと思っている
この更新頻度でいいのは日本においてお寺や神社に親しみを持っている人が多いからに他ならないんじゃないか、と私自身は考えています。
「宗教」そのものに興味はなくても、お寺や神社に抵抗がない人ならそれなりにいます。ですから、ちょっと「ここにいるよー」と発信するだけで「お、行ってみようか」となるのだと思います。
悲しいことにキリスト教会は日本でネガティブな印象を持たれていることが多い(※)ので、寺社仏閣と同じことをしていていても人が足を運んでくるようになるとは考えにくいです。
(※)…下記に補足アリ
逆に、お寺や神社が「寺離れを防ぎたい」と思ってそういった発信に力を入れ始めたらすごくしんどい状況になると思います。すでに以下のような驚異的なサービスが出ているので…
本腰を入れられる前にキリスト教会もなにか対策をしておきたいところかと思います。
日本では「怪しい」「怖い」「偽善者の集まり」といったネガティブな印象を持っている人も少なくないキリスト教会も、とりあえず内部の雰囲気ですとか「ここにいますよ」といった情報がもう少し出せたら、チラシやトラクトの効果をより上げることができるんじゃないかなーと思っています。
補足「キリスト教に抵抗ある人ばかりじゃないよ」と、それに対する見解
この記事に対して、「そんな人ばかりじゃないよ」という希望あるレスポンスをいただいたので紹介いたします。
ただ、いちおう、まだデータ的には日本では「宗教に危険を感じる人」のほうがやや優勢なのが現実のようですので、
↓↓↓


画像→日本人の宗教的意識や行動はどう変わったかより
『警戒している方に合わせた発信』を普段からしているほうが安パイかなー…とは思います。
「律法のない人には—わたしは神の律法の外にあるのではなく、キリストの律法の中にあるのだが—律法のない人のようになった。律法のない人を得るためである。弱い人には弱い者になった。弱い人を得るためである。すべての人に対しては、すべての人のようになった。なんとかして幾人かを救うためである。 福音のために、わたしはどんな事でもする。わたしも共に福音にあずかるためである。」(第1コリント9:21〜23)