この記事の著者はアレルギーに対する標準治療も受けており、それらを否定する立場ではありません。また、これらはあくまで個人的体験談であり、もしかしたら私が「ヤクルトと鼻うがいのおかげ」だと思っているだけで別の要因なのかもしれません。一個人の体験談ですので、そのへんご了承ください。
相変わらず「ふつうヤクルト」も「ヤクルト1000」、愛飲させていただいてます。
比較的よく眠れる冬季は
【冬期】ふつうヤクルト+ピルクルミラクルケア
で打線を組んで、眠りが浅くなりやすい夏季は
【夏期】ヤクルト1000
で行かせていただいています。便通に関しては、冬打線と夏打線をスイッチする際に少々乱れますが、そのうち安定してくると実感しています。
鼻炎の具合も良好です。鼻うがいも、たま~にでよくなりました。
目次
鼻炎スペック:薬が効かない、レーザー手術を勧められていた、歯医者は毎回決死の覚悟で挑む
いかんせん、僕の鼻炎なんて三国志に例えたら関羽雲長ですからね。
「鼻炎王」ヨッピーが現役引退を宣言
五虎大将軍の筆頭として長安あたりで青龍偃月刀を振りまわして暴れまわるタイプの鼻炎です。
ちょっと風邪ひいて鼻水が出るなー、くらいの鼻炎なんて言うたら雑兵ですよ。雑兵。兵隊のランクで言ったら4等兵くらいのもんです。よくわかんないけど。
まあそういう事を言ってると、嫉妬深い皆さんの事だから、「じゃあお前の鼻炎はどれだけ酷いんだよ!?証明してみろや屁こき豚が!」みたいな事を言い出すと思うんですけど、そういう人には逆に聞きたいですね。
あのね、フランスパンに殺されそうになった事、あります?僕の鼻炎言うたらもう生まれつきの事だし、一年中鼻が詰まりっぱなしなんですよ。
当たり前のように口呼吸だし、むしろ鼻呼吸なんてした事無いレベルだし、ちょっと固めのフランスパンを大き目に千切って口の中に入れたら、全然噛み切れないわ口の中いっぱいだわ鼻呼吸出来ないわで毎回窒息しそうになるんですけど??
「お餅とフランスパンは殺しにかかりに来てるよね」っていうセリフに共感出来る人だけが鼻炎持ちを名乗って良いと思うわけです。
↑こちらは「オモコロ」でヨッピーさんというライターさんが書かれていた記事なのですが、その鼻炎おの描写に完全に同意。(ヨッピーさんはこの記事の中で鼻中隔湾曲症の手術をされたリポートをされています)。
気持ちは鼻炎女王です。
鼻炎持ちにはわかると思うのですが、鼻が詰まっていると歯医者さんで治療を受けるのが難しいですよね。私の歯医者治療は点鼻薬の使用期限を確かめて、切れていたらそれを購入してから初めて歯医者の予約を取る…という感じでした。
私は生まれた時からのアトピー性皮膚炎で、それもあって血液検査も定期的に行っています。まあとにかく「1年通して何かしらの花粉やハウスダストに反応する」ことが判明しています。
アレルギー剤の服用は行っており、色々と種類を変えてそれなりに自分に合ったものを探してはいたのですが、いずれも「鼻詰まりが安定して改善される」という実感は生まれてこのかたありませんでした。
ただ、これについては、30歳になるまで「ひどい花粉シーズンのみ服用」という形をとっていたのを、「毎日続けて服用」スタイルに変えたことは言っておきたいと思います。
「アレルギー剤毎日続けて服用」スタイルは、2年くらい行っていて、その間鼻づまりの安定した解消の実感なし→そこからヤクルトを飲み始めて1年(内2か月ほど鼻うがい継続)くらいの時に鼻づまりの安定を感じたので、ヤクルトと鼻うがいが最終的な要因だと思っている、というかんじです。)
耳鼻科の先生からは「レーザー手術とかもあるから検討して」と言われていました。でも永続的な効果があるわけじゃないと知って、なんとなく乗り気にはなれませんでした。
「ヤクルト」を生活に組み込むようなって便通改善+副鼻腔炎対策に「鼻うがい」で知らない間に鼻が通るように
スーパーで市販されているヤクルトで、便通が安定するように
アレルギー体質アルアルなのかもしれませんが、私はずっと便秘体質で、便通が思わしくありませんでした。
10代のころは 便秘→腹痛→トイレで死にそうな思い を繰り返す日々。
30歳近くになってきたころ、
もうちょっと上手に自分の体調のコントロールしたい
と考えはじめ、慢性的な便秘の解消に取り組み始めました。
腸マッサージをして、水分を多く摂ってみたり、浣腸に手を出してみたり、市販の便秘薬を試したり、病院で処方される便秘薬を飲んでみたり…しかし、
腸マッサージは効いたけど忙しくてする暇がなかったらすぐにリズムが崩れる、
水分も同じく(摂っても直接的に便秘解消になる感じはない)、
浣腸は全然我慢できなくて毎回不発に終わる(その後一日不快)、
市販の便秘薬はいまいちすっきり出ない(これもまたその後一日不快)
病院で処方される便秘薬を服用してみると、痙攣が起き果ては迷走神経反射で倒れてしまう始末。
八方塞がりとはこのこと…!
私は一生便秘と付き合いながら悶々と生活せねばならんのか…!!
と絶望していたとき、スーパーで買えるヤクルトにふと目が止まったのでした。
「糖分が高い」とか「なんか古くさい」みたいなイメージあるし、しかもヤクルトの菌って定着しないとかで毎日飲まなくちゃいけないんだよね。なんか気乗りしない…
そんな理由で遠ざけていたのですが、
まぁでも便秘薬に比べても安いし、試してみるか…
と思い直し、ヤクルトを継続飲用するように。すると、ほどなく便通のリズムがめちゃくちゃ安定するように!
飲み物だから毎日続けやすい!
こんな便利なシロモノが、一般スーパーに流通しているだと…!?
あの悩みの日々はなんだったんだ…!?
と感動して、もうヤクルト様々!状態でした。
副鼻腔炎を発症、シャワータイプの「ハナノア」で鼻うがいを始める
ヤクルトを飲み始めて便通が安定してしばらくしたころ、慢性鼻炎が高じて副鼻腔炎になりました。
あまりにも症状が不快なので、通院の傍ら自分で「鼻うがい」も行うように。
「鼻うがい」も、以前からたまには行っていたのですが、それもどうにも苦手で続けることができませんでした。けれど ↑ このタイプの「ハナノア」を試してみると、従来のヤツよりかなりやりやすくって、それも続けられた理由だと思います。私は、洗浄液がなくなってからは自分で湯冷まし+重曹(食用)+塩 の洗浄液を毎回作り、鼻うがいを行っていました。
※自分で洗浄液を作って行う際は、あくまで自己責任でお願いいたします。向いてない体質の方もいらっしゃるので、そのへんは各自調べてみてください…
鼻うがいするとめちゃくちゃ快適に過ごせることに気づいて、副鼻腔炎が治ってからも2か月くらいは、ほぼ毎日鼻うがいを続けていました。(多い日は一日2回)
というのも、副鼻腔炎が治ってからもなんだかんだ「どろっとした鼻水が、鼻の奥にはりついている」感じはずっとあったからです(鼻うがいするとそれが解消され、その日一日は快適に過ごせる)。
これもアレルギー体質の宿命なんだろうかな…。まあ鼻うがいさえすれば快適にすごせるからいいか…
と思っていたのですが、毎日やるのがちょっとめんどくさくなってきたころ、だんだんとその「どろっとした鼻水が張り付いてる感」が減ってきたことに気づいて…
あれ?鼻で呼吸できる時間、多くなってない…?
…という事になっていたのです。
鼻炎女王、鼻呼吸神に無事クラスチェンジ
鼻から息吸うと喉に空気が触れるんですけど!?
鼻炎王」ヨッピーが現役引退を宣言
何この感覚!?
普通の人はみんなこんな感じで鼻呼吸してるって事!?なにそれ!ズルくない!?
鼻の奥の方にあった、息吸う時に引っかかる部分みたいなのが完全に消えてる!
(中略)
ひょっとして、鼻炎王から鼻呼吸神(はなこきゅうしん)にクラスチェンジするってこと……?
鼻炎の状態が「ヨッピー」さんのおっしゃっていた「鼻炎王」に完全共感だったので、解放されたいまとなってはもう気持ちは鼻呼吸神(※)状態。
(※)キリスト教徒なので「鼻呼吸御使いに祝福された」くらいの表現にしておきたい気もします。「God bless me でアメイジンググレイス!」みたいな?
今でも「鼻うがい」は2週間に1回くらいは行っていますが、それも以前よりぜんぜんやりやすいです。(あきらかに「どろっ」とした鼻水の量が減ったので)。
このたび、ハナノアのデカいサイズが売りだされたようなので絶対買う…!!と思っています。都内のドラックストアは品ぞろえがまばらなので、見つけられなかったら通販で買います。
…ということで、アレルギー体質による慢性鼻炎で、薬の効果を底上げしたい方、甘いのが問題ない方は「ヤクルト」+「鼻うがい」、よければお試しください…!
ヤクルト1000 は、眠りは深くなるけど便通が安定しない謎
話題の「ヤクルト1000」も絶賛ためし中です。
30歳を過ぎてから眠れないことに悩まされることも増えたので、この夏は本気で眠剤を処方してもらおうと考えていたのですが、「だったらデフォルトのヤクルトをヤクルト1000に変えればよくない?」と思い至りました。
値段はヤクルトに比べたら高くなるかもしれませんが、そもそもヤクルト様には御恩があるんじゃぁあああ! という感じなので個人的にはそのへんもうお布施の気持ちで臨んでいます。眠剤処方してもらったって、診療代+薬代でそんくらいは行きそうな気がしますし。
現在の感覚としては…
飲み始めて3週間、眠りは深くなる実感はある。翌日がかなり楽。
でも、便通がちょっと安定しなくなった。継続してみて用検討…かも。
●普通のヤクルト→毎日決まった時間に出る
●ヤクルト1000→便意がくる頻度が減った。でも来るときに出る量は多い。眠りは深くなる
ちょっと試し中です。時間がゆるせばまたリポートしたいです。
▽リポート
余談中の余談なんですが、「ハナノア」の「ノア」って『ノアの箱舟』(つまりは大洪水の神話)がネーミングの元なんじゃない?って言ってる人がいて、なるほどな~と思いました。
その方は、旧約聖書に描かれている神の不完全さを強調する主義の人なので、「神の不完全さ」とその神の全能をあくまで主張しようとする既存キリスト教にはそれなりにモノ申したい立場から思い至った発言?っぽかったのですが、
…まあそれは置いといて…
「人間の欠け・そこから生まれる悲しみが、逆説的に慰めと回復の根拠になる」というキリスト教の世界観にエモさを感じてキリスト教徒に転んでいる私の個人的な感じとしては、『ノアの洪水』及び旧約聖書の悲しみの出来事の数々すらも祝福に転じられてしまうという不思議さ、それはこの小林製薬の製品のネーミングになるくらい文脈として世界に受け継がれているということ、私が現在日本でそれを享受できるということ(その文化的コンテクストに想いを馳せられる&ハナノアを商品として使えることの両方)、それは一般的には普通のことからもしれないけど、私にとっては恵み深い稀有なことだと感じるな…みたいなことを考えてしまいました。(何を言っているのか)
私のこのアレルギー疾患を含む持病は、何よりも私に「この世界では私以外、私にはなれない」という体験を苦しみと共に実感させたできごとでもあります。私は、他者の痛みを引き受けることも、他者に苦しみをもらってもらうこともできない、この時代にのみ生まれた小さな存在であると。
現代日本で生まれた私は、自分で聖書を読む事ができて、聖書の成り立ちについても文献などで探せばそれなりに知ることができて、それについて考えることができる。こうやってインターネットで色んな情報にアクセスできて、ドラックストアで流通した商品を買う事もできる。
けれど、そんな文明社会に生きていても、私は意図せず人を傷つけてしまうことがあり、私もまた意図せず他人の行動に傷ついてしまう。そういう「ままならなさ」は依然としてなくならない。
神という不可思議で大いなる存在の前にただかがみこむしかない虫のようなおのれ、その虫にも祝福がそそがれうるという希望、それが「私以外にはなれない、私」の人生を支えてしまうという逆説…。
限界中年キリスト教徒は「ハナノア」からそんな事を考えたのでした。