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(思想強め)現代日本人キリスト教徒のお菓子・ごはん~クリスチャンの文脈化に対する1つの思想と決心【食事編】

粗方書けたので公開、随時追記。お菓子の起源や発祥に関する参考文献は追記できていないのがほとんどなので、時が来たら追記します。これらのコラムを読んで「圧倒的勉強不足!この本読んで勉強しな!!」というのがある方は、随時受け付けております(「本をおごる」を選んでください。書籍の値段に応じて個数を変更してくださいそして書籍著者記入してください

2025年4月1日。菅瀬晶子先生の訃報を知りました。
ご冥福を、心からお祈り申し上げます。

目次

前置き

菅瀬晶子先生の論文を読んでいて、
心に決まったことがある
(2024年度の話なので、また考え方が変わるかもしれないけれど)

アラブ人キリスト教徒のうち、メルキト派カトリック信徒とマロン派カトリック信徒は、ローマ・カトリック傘下に属するがために、ギリシャ正教徒よりも欧米への憧れが強い。ギリシャ正教徒やイスラーム教徒への対抗意識から、欧米により近い宗派の信徒であることを誇りとし、ときにアラブ人であると名乗ることをためらう傾向すらみられる[菅瀬2005: 132]。彼らの内面では常に、アラブ人としてのアイデンティティと、キリスト教徒としてのアイデンティティの相剋が繰り返されているのである7)。しかしながら、宗教・宗派の別を問わず、東地中海地方すべてのアラブ人に共通する食物である麦粥にキリスト教的意味あいを持たせ、それを誇ることは、すなわち彼らのなかで乖離したキリスト教徒としてのアイデンティティと、アラブ人としてのアイデンティティを結びあわせ、親和性を持たせようとする行為といえはしないだろうか。キリスト教徒たちが誇らしげに麦粥をふるまうとき、そこにはイスラーム教徒に勝る存在でありたいという、キリスト教徒としての自尊心と、彼らと同じアラブ人としてのアイデンティティを抱いていたいという渇望がこめられているのである。

人は小麦にて生かされる―麦粥にみる、アラブ人キリスト教徒のアイデンティティの表象―菅瀬晶子,2007

「アラブ人キリスト教徒は、
その地域でなじみのある食べ物に、
キリスト教徒としての意味合いを見出して、
それを誇る」…

そして、こんなことに思い至った。

例えば、日本でなんとなく有名になりはじめたイースターだけれども

じゃあ、
このお祝いの日に「お菓子を作ろう!(買おう!)
となったとき、
我々日本人キリスト教徒は
どのようなお菓子をイースターのお菓子と
見做すのが妥当なのだろうか?と。

「イースターの定番のお菓子」は、
キリスト教がマジョリティである国では
その国の数だけある。
(解像度をあげればおそらく家庭(世帯)の数だけあるのではないかと想像するけれど)

▽参考

日本人は「西洋の春の祭り」として
イースターを認識していると思うので、
それらのどこかの文化を輸入して、
日本のレシピで作る…
くらいが穏当なのだろうか?…と。

けれど一方で、
たとえば八百屋さんで並ぶおいしそうで
安くなり始めたイチゴを尻目に、


ヨーロッパのバターたっぷりずっしり目のお菓子であるとか、
ちょっと変わった見た目で作るのがめんどくさそうなお菓子とか、

あるいは特殊な型に頼った
それ自体は決して日本人の口には
合わないであろうレシピで
お菓子を作る気が向くかと言うと…

…お菓子作りが好きな私でも、あまり自然な流れとは思えない。

そして、菅瀬氏の論文を読んで、私はひとつの道がひらけたように思った。

日本キリスト教徒のイースターのお菓子は、
旬のイチゴやキウイフルーツなどで作るショートケーキや

レアチーズケーキ(日本発祥のお菓子)
ミルクレープ(日本発祥のお菓子)や、
あるいはフルーツサンドイッチ(日本発祥のお菓子)などに

キリスト教的な意味合いを持たせて
『ウチではこれがイースターの定番お菓子でっす』とやる、
その方面でいいんじゃないか…と。

おそらく、こちらのほうが「不快」を感じられる日本人の方は多いだろうな、と思う。

キリスト教徒の方々における、解釈の違いから起きる反発などももあると思われる。

反発が大きい方が、運動の意味は重いのではないかというのが当方の現在の考えである。

ということで、以下、私が思い浮かべていて、この先自分の食事や付き合いにおいて実践してみようと思っているものを羅列していく。

すでにこういったことを提言・公表されている方もいらっしゃるかもしれない。

また、カフェなどの提供メニューにおいてそのような試みをされているところもあるかもしれない。

これに関しては、リサーチを行い、随時先達の取り組みを継承していけたらと思うので…
情報をお寄せいただければ嬉しい。(コメント欄開放してます)

ポイント・基本ルール

再解釈するのは「キリスト教が有力だったとされる土地と時代で生まれたと認識され(※1)、そのうえで日本発祥だとされる(※2)お菓子や料理。つまり『和食』を除き、『日本食』(※3)の範囲に収まると考えられるもの。

(※1)たとえば、パイは生地の特徴でいうとアラブ発祥(イスラム圏)だと言われるが、現在日本人が認識する「パイ」はイギリスあたりのヨーロッパ圏(キリスト教圏)に発祥をもとめる説で了解されているのではないかと思う。ゆえに、たとえば「あんこパイ」などは上記の条件に該当する…それくらいの塩梅をイメージしている。

(※2)インターネットで調べて、あきらかにコピペ記事ではない記事にて5件くらいが「これは日本発祥(日本人が提案した)」という記述があれば、それが事実かどいかはさておいて人口に膾炙している(あるいはしてくる要素が十全にある)と思うので、ゆえに、たとえば「スフレチーズケーキ」「レアチーズケーキ」「ミルクレープ」「フルーツサンドイッチ」などは上記の条件に該当する…それくらいの塩梅をイメージしている。

(※3)「日本食」と「和食」の違い…日本食は和食よりも大きなカテゴリーとして使われる総称です。日本食は、日本で馴染みのある食材を使った料理だけではなく、日本の国土や風土の中で発展してきた料理のことを指します。その枠組みの中には伝統的な和食だけではなく、日本国内で独自に変化してきた洋食なども含まれます。日本食は、海外から入ってきた料理を日本流にアレンジされた料理も含まれますので、和食よりも広い意味で使われることが多いのですが、日本食の定義としては明確な判断基準は存在していません。(https://www.kobayashi-foods.co.jp/washoku-no-umami/washoku-nihonsyoku

具体例について

ここから私が考えていることを例示していく。順不同。

十字架型のアイスボックスクッキー

意外と誰もやっていなかった!英語でも調べてみたけど意外と…ない…かも。作ってみたけどいいかんじ。現在動画制作中。とりあえずコンセプトを明瞭にしたかったので抹茶と米粉で作ってみている。

「十字架のアイスボックスクッキー」(米粉/抹茶)レシピ・由来・アレンジ

アベルチーズケーキ(スフレチーズケーキ)

日本語で「ジャパニーズチーズケーキ」とインターネットを検索してもほとんどヒットしません。日本人でスフレチーズケーキのことを「日本のチーズケーキ」だと思って作っている人がどれだけいるのでしょうか。むしろSouffléなんだからフランス生まれじゃないの?旦那にもジャパニーズチーズケーキが何かを知っているか聞いてみると、知っている様子。スフレチーズケーキは「いかにも日本」な食べ物の一つだと言います。

https://passportsandpalates.com/food/japanese-cheesecake

チーズケーキそのものはポーランドや、ポーランドからアメリカに渡ったユダヤ人らによって世界に広まったというのがチーズケーキの歴史観としては穏当のようですが、あのふわふわのスフレチーズケーキと呼ばれるチーズケーキは日本人考案だそうです。

ユダヤ・キリスト教社会の背景を持ちつつ日本で生まれたこのレシピは、現代日本人キリスト教徒が牽強付会して再解釈するのに蓋然性が高いお菓子のひとつなのではないかと思っています。

ということで私の個人的な提案は、『スフレ』の特性と意味に聖書的なものを見出す試み。

ってなワケで、今後私はスフレチーズケーキを「アベルチーズケーキ」と呼びならわしたいと考えています。

イヴ&アベルズプディング あるいは アベルズプディング(イヴズプディングのスフレ版)

イギリス家庭菓子に「イヴズ・プディング」というお菓子がありますが…

そもそも焼きたてを食べるレシピならば、バターが高価な日本の地において、パウンドケーキ系の生地ではなくスフレ感のある生地にしたほうが日本人の好みや文化背景に合うのではないかと思いました。

スフレは「泡」なので、「イヴ&アベルズプディング」という名前にしたら辻褄合ってないかい?

ってなワケでスフレっぽい生地で試作して「イヴ&アベルズプディング」としてレシピを公表したいと思っています。

イミタチオ・クリスティ(抹茶のオペラ)

抹茶オペラ→https://tomiz.com/recipe/pro/detail/20240411154233 (日本人になじみ深いかというとそうでもないが、複数のレシピサイトに掲載されるくらいには了解可能な部類のお菓子であると認識する。「ムジャッダラ」とか「ルガラー」とか「ガタ」とかは、日本語でインターネット上で読めるレシピ探してもあんまりないですからね。)

「オペラ」と聞いて日本人がギリギリ思い浮かべるのは『オペラ座の怪人』あたりではないでしょうか(ここ異論認める)

現在はミュージカルとして日本のある層に愛されてはいる『オペラ座の怪人』ですが、原作(?)のガストン・ルルー版のオペラ座の怪人』は、ファントムのもとに残ると決意したクリスティーヌは「イミタチオクリスティ(キリストに倣いて/トマス・ア・ケンピス)」を読んでいたのではないか…と読者に思わせる地の文があります。

この箇所を読んだとき、ミュージカル版の歌詞の由来はこの描写にあったのかな…と思いました。(これも異論は認める)

▽ミュージカル版の歌詞

Pitiful creature of darkness(哀れな闇の生き物)

What kind of life have you known?(どんな人生を送ってきたの?)

God give me courage to show you(神様、どうか私に勇気をお与えください)

You are not alone(あなたは独りではないということを示すための)

(引用:https://onaoshimusical.com/2019/04/04/poto-tdtm

『オペラ座の怪人』は、私自身、キリスト教会に通い始めた大学生の時分に一度ハマり、それから15年くらいたってふたたび劇場版リバイバルを見てそのために原作のほうも読んでみた…という感じです。

キリスト教について素人ながら内面化してきた15年を経て、結婚などもしてみて〈他人と他人がよりそって生きる〉という営為への解釈と決意をキリスト教的な解釈をほどこしながら行ってみた数年も経て、改めてこの物語に触れてみると…

クリスティーヌが怪人のもとに残る決意の解釈について、『キリスト教的な価値観』(現代日本におけるキリスト教解釈と、当時これが描かれたであろう時代の解釈の違いなども含めて)への造詣なしに妥当な解釈はできなかったのではないか…ということを認めざるをえないかな…と思いました。

ってなわけで、せっかく「クリスティーヌ」の響きも入っているし、フランス菓子を日本で発展させた抹茶オペラというお菓子を、現代日本人キリスト教徒が「イミタチオクリスティ」と呼ぶことは妥当性があるんじゃないかと思う。

カインの腕(あんこロールケーキ)

ってなワケで、今後私どもはあんこロールケーキを『カインの腕』と呼びます。(※もちろん「一六タルト」とか「ハタダの栗タルト」とか、商品名のあるものは商品名として扱います。我が家では米粉で手作りすることが多いので、家で作ったものに関してこの呼称を適応する、という話です。)

アスモデウス撃退パスタ(イカの塩辛加熱レシピ)

日本において「魚の内臓」を用いた伝統食材がふたつある。イカの塩辛と、酒盗。どちらがより適切か、どちらでもいいか、どうすべきか。

ノアの箱舟ケーキ(ナッツとドライフルーツのケーキ/米粉)

トルコあたりには「アシュレ」という呼称の『ノアの箱舟プディング』というスイーツがあります。

転じて、あまりもののドライフルーツやナッツを入れて焼いたケーキにはすべからく「ノアの箱舟」の名前を冠する妥当性があるのではないかと思います。

薄力粉で作れば日本食とは呼べないかもしれませんが、米粉で作る場合には日本食の範囲に収まるのではないかと考えます。

天狗シフォン(米粉と竹炭といちごのシフォンケーキ)

日本の歴史において、天狗とキリシタンたちのイメージが重ねられた時代があった(参考:久留島元著「天狗説話考」詳細ページは以下ウェブコラム

そして、現代日本に於いては「キリスト教はホラーかギャグとしてなら受け入れられる」(by遠升あきな)という説にのっとりたたいと思った私は

さしあたり、天狗のイメージをキリスト教徒たちのものにすることは理にかなっているのではないかと思った。現代において天狗とキリスト教徒を重ねる人たちはさほどいないが、

『キリスト教に帰依しない日本人たちがやりはじめたこと』なので、まあそのへんどうにでも言いようはあるし、どうせそうはならないだろうとも思いつつ、とりあえず書いておくね。

人呼んで「天狗シフォンケーキ」竹炭&米粉&いちごで腸活スイーツwith『天狗説話考』久留島元 著

エヴァンジェリン(フルーツサンドイッチ)山崎製パンの「ふんわり食パン」推奨

フルーツサンドイッチは日本発祥で、諸外国人からするとやや不思議な食べ物らしい。

パンでクリームとフルーツを挟むので、「ケーキは甘すぎる」と感じる人にも食べてもらいやすいのが特徴のひとつだと思う。こんなもん福音やろ。

パンも、ホイップクリームも、出来合いのものを買ってしまえば超手軽に作れる。こんなもん福音やろ。

フルーツサンドイッチを朝食べてきた日は一日強く仕事ができる。クレームの対応も「でも私は朝ごはんにフルーツサンドイッチを食べてきた人間だから大丈夫」で乗り切れた(※個人の感想です)。こんなもん福音やろ。

フルーツサンドイッチを作る際に使われがちな白い食パンといえばヤマザキ製パンの「ふんわり食パン」が高シェアなのではないかと思う。ヤマザキ製パンは一般人が見たらドン引きするレベルの会社理念を発表する福音主義的な会社なので、

フルーツサンドイッチを「エヴァンジェリン」と呼ぶことはけっこうアリなんじゃないかと思っている。

※『福音』を指すなら「エヴァンゲリオン」でもいいかもしれないが、上記に紹介した動画の「ろこゆん」氏も言っているようにフルーツサンドはふわふわで女性っぽい印象のスイーツである…というのは私も賛同するところなので、女性名として使われがちな響きの「エヴァンジェリン」がいいのではないかと思った。

甘いサンドイッチの先輩には「ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチ」もあるので、響きの一部がかぶっていることで了解可能度が上がるのではないか…という考えもある。

パンと魚 あるいは 5千人の給食(鯖サンド)

日本人は「パンと魚」の組み合わせに懐疑的な人が多いのではないだろうかと思うできごとがありました。

(数週間前、食通系のインフルエンサーが「鯖とパンが合うと思っていなかったが、デンマークのニシンの食べ方を考えると合わないわけがないと気づいて試していたら合った」というのをポストしているのを見たことがある。鯖サンドそのものはトルコの伝統的定番食なのだが、食通系で発信されている方でもそういう認識をされているということは、やはり依然として日本人には「魚には米」といった意識が強いのではないだろうかと思えた)

ということで、「パンと魚」の組み合わせとして、レシピとして成立している鯖サンドを食べるときにはイエスの5千人の給食のことを思い起こしたいと思っています。

「パンと魚」の組み合わせて日本でもっとイニシアチブがあるのは「スモークサーモンのベーグルサンド」なのではないかとも思いましたが、その二つだったら私は鯖サンドほうが好きだというのと、焼き魚のほうが聖書のイメージに合うんじゃないの…というのが理由です…。

ザビエル(抹茶バスクチーズケーキ)

フランシスコ・ザビエルはバスク人。

ざびえる」という商品名のお菓子があることは存じ上げておりますが…令和の「ザビエル」の地位はバスクチーズケーキにあるッッッ!!そう思わんかねキミィ!!

(仮)黙示録ケーキ(米粉レモンドリズルケーキ)募集

薄力粉を使用したアイシングがけレモンケーキはフランスでは「ウィークエンドシトロン(週末/レモン)」、イギリスでは「レモンドリルズルケーキ(レモン/雨のようにしたたる/ケーキ)」

日本で一番知られているのはフランスの呼称(作り方も若干違うのだろうがパテシエとかではない身からするとどっちも同じようなもんとしか思えない組成)ですが、イギリスのほうも有名っちゃ有名なので、

これを米粉で再現した場合にはフランスの呼称とイギリスの呼称を統合して考えて日本語における聖書にからめることで蓋然性担保できるのではないかと考えています。

・しゅうまつ
・雨

募集中…

うーん…

雨が降りやむまでは帰れない()今でもあなたは私の光()

灰かぶり(ヌテラのスコーン)

グリム童話(グリムメルヒェン)のなかでも聖書との共鳴が見られる作品のひとつである「灰かぶり」、その共鳴の要素である『ハシバミ』と『ヤコブ』→ヘーゼルナッツ&スコーン スコーンの由来はヤコブの枕石にたどれる説アリ

灰かぶりと聖書の関連については堀川敏寛「グリム童話に見られる聖書的モティーフ─上方と下方という観点から」参考。

聖霊内住(さつまいもマドレーヌ)

同行二人(四国遍路のスローガン)と聖霊内住の観念、ほぼ一緒では。

空海とイエスは伝承のうえで限りなく交換可能。

マドレーヌは巡礼者のお守り。四国の名産品なにかしらと組み合わせて作るマドレーヌにこの名前をつける蓋然性がある。

ワイルドヘロデ(和食材系ラスク→抹茶とか和三盆とか…?あるいはヤマザキ製パンのパンで作るラスクに)

ラスク(ツイ-ベック)というお菓子は、ドイツのヴェストファーレン地方にあった会社が大きく軌道に乗せたらしい(カメリアウェブサイト)

この地方ではワイルドハント(荒猟/ケルト・ゲルマンにおける百鬼夜行的なヤツ)を率いているのはヘロデ王なんだとか。

和×ラスク 系統のものにワイルドハント×ヘロデの命名をほどこす…蓋然性低いかな………

作るときはヤマザキ製パンのパンで作りますわ( https://www.yamazakipan.co.jp/company/policy/index.html

レアチーズケーキ(レアチーズケーキ)

レアチーズケーキも日本生まれのお菓子だそうで。

こちらは「レア」という響きが聖書中の登場人物にそのままいるので…レアチーズケーキを食べる際にレアのことを思い出したいという感じです。

レアとラケルというと、日本神話における「イワナガヒメとコノハナサクヤヒメ」が連想できるという一面もありますが、このへんを入れてくると話がややこしくなるので…

保留・検討・未記入ゾーン

ユダヤ人の王、ナザレのイエス(稲荷)※これは和食の範疇かもなのでパスかも

INRIIESVS NAZARENVS REX IVDAEORVM)」と「稲荷」が共鳴していることは陰謀論者じゃなくても了解可能な事案だと思うので

懸念についての雑語り…

「稲荷信仰」は『日本人すべてが敬うべき信仰形態』というわけではないと私は認識する。
日本人(そんなもの近代的な観念でしかないのかもしれない)は、共同体おのおのの信仰があり、ほかの共同体の信仰を大事にするいわれはそもそも持たない。稲荷信仰は有名だが、例えば私の実家の共同体においては関係のない話だ(実家の共同体というのは、仏教で真言宗系の寺だが、寺内には同じ地域の神社の神棚もあるし、私たちが幼少期にはその神社で行われていた祭りにも参加していた。祭り自体は平成初期に中止。祭りの様子は石井町史にも掲載されている

また、日本人(仮)はその信仰共同体において「ご利益をもたらさない神」を時に脅し、駆け引きをする…的な神仏との交渉なども行い、交渉が決裂した神仏を捨ててくるような心性があった(稙田 誠「戎光祥選書ソレイユ010 寺社焼き討ち 狙われた聖域・神々・本尊」)

つまり日本人が「稲荷」という伝統に連なる意識を捨てることは日本人として蓋然性があると認識する。

しかし、日本で「稲荷寿司」と呼ばれているこの料理から稲荷の響きに別の意味合いを見出すことが「文化の盗用」的な批判される案件なのかもしれないとは思う。

(他のものはおおむね「もともとはアブラハム宗教が有力な地域で発達し、日本でも親しまれるようになった」という背景のものの再解釈を考えているから、稲荷はこれからは外れるだろうと思う)

ラブシャケ(鮭おにぎり)※和食なのでパスかも

日本語における明文化されてない文化に

「鮭」→加熱済
「サーモン」→生、あるいはスモークされている鮭

といった使い分けがなされているのではないかと思いました。

ということで「焼いた鮭」を使う食事においてすべてラブシャケを見出すことができるハズだ!という発狂をしています。

そして「鮭+ごはん+味噌汁」的な鮭定食のようなメニューか「鮭おにぎり」かというと、キリスト教における神学の最重要教理である〈三位一体〉を視覚的に体現できる日本の伝統食『おにぎり』+『鮭』である「鮭おにぎり」に軍配が上がるのではないかと思います。

ってなワケで、私どもは鮭おにぎりのことを「ラブシャケ」と呼ぶことにします。

彷徨えるユダヤ人のスープ(お汁粉)※和食なのでパスかも

「さまよえるユダヤ人」を日本で最初に有名にした人って芥川龍之介なのでは?と思い、芥川の好物である「おしるこ」にキリスト教要素を牽強付会するのは許されるのではないかと思いました。

上記で紹介した、あんこロールケーキに「カインの腕」と付けることがゆるされるなら、さまよえるユダヤ人とカインの解釈は重ねられているゆえに、あんこつながりでいいんじゃないのかな…とか考えています。

でも和食だなぁ…

うかべる団子を十字架型にしてみるとかでもいいのでは?

アルメニア正教のお菓子に、くるみを十字架型になるように置いてる素朴なお菓子もあったし…考え中…

アベルの腕/セツの腕

「カインの腕」があるなら「アベルの腕」、はては「セツの腕(セトの腕)」でロールケーキシリーズで考えてもいいんじゃないかと思った。

「アベル腕」はアベルの名前の由来的に泡感のつよいロールケーキ(つまり生クリームを巻いたもの)で、かつ日本発祥要素のあるもの…抹茶米粉ロールケーキに対する再解釈とか、わりといいんじゃないかと思っている。

(現代にほんではアベルのイメージカラーって黄緑色なんじゃないかななぁ…私がファイアーエムブレムで育ったからそう思うだけかなぁ…検討中)

ただ、このままだと「アベル」の名前が付いた菓子が私の家庭であふれてしまいそう。検討。

ラハブ(お好み焼き/デーツ使用のソースを使った食事)

関西のソウルフード」みたいな顔してるけど、そのアイデンティティを担保するための「ソース」の決め手が『デーツ』という海外産の果物に依存しているという現実を逆手にとって再解釈したい。

エリコ(ジェリコ)→なつめやしの町

メリュジーヌ(うぐいすきなこを使った洋菓子何か)

メリュジーヌの日本版といえばなんといっても「蛇女房」。蛇女房は、三井寺の鐘つき起源として語られているのが過半数、三井寺といえば「うぐいすきなこ」を用いた『三井寺力餅』ではないか。

ということから、「うぐいすきなこ」を用いてアレンジした洋菓子についてメリュジーヌと命名できる可能性について模索する。

「うぐいすきなこ」の使用用途拡大については広島県がいろいろ模索している記事があった。

ヤコブの枕石(米粉スコーン)

良い案募集中(かぼちゃプリン)

カスタードプリンの発祥はフランス。かぼちゃの発祥は南アメリカ大陸(現在ペルーとかがある)

かぼちゃをプリンとして調理して食べるのは日本発祥の食べ方

良い案募集中(米粉ブラウニー)

良い案募集中(米粉シフォン)

いい案募集中(きなこスコーン)

マリアの乳(甘酒)

日本国内にご利益のある甘酒あったような…

それとマリア崇敬

エヴァンゲリオン(イチゴスペシャルで作るケーキ)

千年王国(ミルクレープ)

ミル→千 の意味らしいですが、これも日本人発案のケーキなんだそうです。

聖家族の奇蹟(そば)

長子の権利売買〔バイバイ〕スープ(赤い豆のスープ)

米粉で作るレシピ・抹茶を使用した洋菓子にはすべて再解釈をほどこすことが許される可能性を感じている。

米粉マドレーヌ・米粉クレープ・米粉パウンドケーキ・米粉シフォンケーキ etc…
抹茶フィナンシェ・抹茶クレープ・抹茶プリン・抹茶テリーヌ etc…

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